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Intel Xeon Scalable シリーズのCPUの取付方法 2021/02/16

Intel Xeon Scalable シリーズのCPU (Skylake-SP, Cascade Lake-SP, Cascade Lake-W)の取付方法を解説します。
対応ソケットはLGA3647 (Socket P)です。


LGA3647は以前のXeon E5 2600等で採用されたLGA2011 (Socket R1, Socket R2, Socket R3)とは取付方法が大きく異なります。

NG例
このようにCPUをつかんでソケットに直接のせるのはNGです。
ピン曲げの原因となり、保証対象外となります。



■今回使用する製品

CPU:Intel Xeon Gold 6130


マザーボード:Supermicro X11SPL-F


CPUクーラー:Supermicro SNK-P0070APS4



■事前準備

作業時は静電気対策として放電バンドを装着しアースに接続します。


LGA3647 (Socket P)のネジを締めるには星型のトルクスドライバが必要です。サイズはT30です。



■手順

1.CPUクーラーに同梱されたプラスチック製の固定具にCPUを装着します。
  CPUと固定具の三角マークの向きを合わせます。
  固定具の二カ所のツメでCPUを固定するようにはめ込みます。
  CPUの端子に汚れが付かないよう注意してください。
  


2.あらかじめ完成時のCPUクーラーの風向きを確認します。
  今回の例ではシャーシ後方に風が向くようにCPUクーラーを取り付けることとします。
  CPU固定具の三角マークとCPUソケットの三角マークを一致させた状態で想定した風向きになるようにCPUクーラーの向きを確認します。
  FANのないパッシブヒートシンクの場合は前後の区別がないものもあります。
  


3.ヒートシンクにCPU固定具をはめ込みます。
  固定具の四隅にあるツメがしっかりはまっていることを確認します。
  

  CPU固定具とCPUがツメでしっかり固定されていれば逆さまにしても落ちません。
  CPUソケットに取り付ける際はこのままヒートシンク部分を持って運びます。
  


4.CPUソケットのカバーを取り外します。
  ソケットカバーは修理・交換の際に必要となるため捨てずに保管してください。
  

  CPUソケットのピンにホコリが付いていた場合はエアダスターで清掃します。
  ピンが曲がってしまった場合保証対象外となりますので細心の注意を払って下さい。
  ピンに力が加わると簡単に破損してしまうため触らないでください。
  


5.ヒートシンク(CPU取付済)をCPUソケットに取り付けます。
  CPUソケットの2本のポールとヒートシンクの2ヶ所の穴をガイドにしてまっすぐ乗せます。
  

  CPU固定具の三角マークとCPUソケットの三角マークが合っていることを念のため再確認します。
  


6.ヒートシンク上部に記載の通りの順番にネジを締めて固定します。
  最初に対角線上の1・2を締め、次にサイドの3・4を締めます。
  ネジ締めトルクの推奨値は13.8 Kgf・cm (約1.35N・m)です。
  

  Supermicro SNK-P0070APS4の場合、FAN部分を後から固定します。
  上部の1箇所もT30のネジで固定します。
  

  FANケーブルをマザーボード上のFANコネクタに接続します。
  以上で取付は完了です。
  


動画で確認したい場合、Intel社のサポート情報をご参考ください。
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/articles/000023869/processors/intel-xeon-processors.html


最後までお付き合いいただきありがとうございました。